Linuxをインストールした時の「/boot/grub/」にあるファイルを、任意のパーティション・ディレクトリへインストールしていきます。
準備
まず、USBのパーティションを作成しましょう。これは適当に行ってください。
ファイルシステムはFAT32でもEXT4でも、容量は最低50MBあれば十分です。多分。
今回はISOファイルからのブートを行いたいので、4GB丸々EXT4でフォーマットしました。
また、Grub2のパッケージを導入していない場合は導入しておきましょう。
sudo apt install grub2
インストール
以下のコマンドを実行すればOK。デバイス名は適宜読み替えてください。
$ sudo mkdir -p /mnt/usb $ sudo mount /dev/sda1 /mnt/usb $ sudo grub-install --target=i386-pc --debug --boot-directory=/mnt/usb/boot /dev/sda $ sudo grub-mkconfig -o /mnt/usb/boot/grub/grub.cfg
それぞれ
- マウント用のディレクトリ作成
- sda1をマウント
- MBR用Grub2のファイルを/mnt/usb/bootへインストールし、/dev/sdaのMBRをGrubの物へ書き換える
- Grub2の設定ファイルを/mnt/usb/boot/grub/grub.cfgに作成。
終わり。
grub.cfgは直接編集しないほうがいいって事になっていますが、正しい書式で編集すれば特に問題は起こりません。多分。
どうでもいいけど、設定ファイルの編集方法は、GrubLegacy・Grub4Dosの方がやりやすい。